とどまることなく……


確かに私は品が無く馬鹿な女ですよ。

でも私はあんたの娘よりかは美人だし、愛想だって良い。

スポーツとかでもこの前体育祭の時に賞をとったし、音楽とかも得意だし中学生の頃、コンクールに絵を出したら特別賞をもらった。

勉強だって確かにあいつよりは馬鹿だがそんなに変わらないじゃないか。



やがて、月日は経ち秋になった。


「真弓おはよー♪」

彩-アヤ-だ。

彩は私の親友。

笑ったときに口元に出来るえくぼが可愛らしい。


< 4 / 33 >

この作品をシェア

pagetop