とどまることなく……
「……文香、びしょ濡れじゃない?」
「泣いてる!?」
私達は泣いてる文香のところへ駆けて行った。
「文香びしょ濡れじゃない!どうしたの?」
「何があったの??」
「…水を……かけられた……バケツ持っててそこからバシャッって」
「誰にかけられたの!?」
「堀内……美咲さん」
私の腹違いの妹だった。
「美咲って確か真弓の妹じゃない!?」
「腹違いのね」
「そんなことするんだ……」