とどまることなく……

「私もあいつが性格悪いのは知ってたけど、まさかそこまでやるとは思わなかった。ゴメンね、よく言っとく」

「なんで真弓が謝るの?真弓何にもやってないじゃん!!」

「それはそうだけど……でも気をつけなよ」

「あっメールだ」

純がケータイを開いた。

「純空気読んでよ……」

「サオリちゃんからだ。ん、何々?『今日の放課屋上に来てください』だって」

「また告白じゃない?」

「行ってやりなよ」

「純ってモテるよね~」

「この前なんか男子にまでコクられてたもん」


< 7 / 33 >

この作品をシェア

pagetop