極恋~天然陰陽師娘と俺様極道の若~
「お久しぶりです。お元気でしたか?」


「元気元気!それにしても珍しいわね!雪帆ちゃんが家に来るなんて!」


「ええ・・・・まぁ」



まさか、お宅の息子さんに拉致られて来ました。とは言えず、言葉を濁す。



「うれしいわ~。ご飯食べていってくれるんでしょ?」


「え?いえ、ご迷惑を・・・」


「そのつもり。」



断る前に、蓮によって阻止されてしまった・・・


泊まって行きなさい!という晶さんの言葉を丁寧に辞退して、家に帰る。


蓮の家からの帰り道、あたしは蓮と一緒に歩いていた。



「今日はありがと。無理矢理だったけど、晶さんや他の人にも会えたし、楽しかったわ。」



わざと無理矢理の所を強調する。



「クスクス・・・・無理矢理・・ね」





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