極恋~天然陰陽師娘と俺様極道の若~
蓮が急いで雪帆のクラスに来ると、そこは人だかりになっていた。
とりあえず、邪魔な奴を蹴ってどかせ、教室にはいると、そこではイケメンと美少女の兄妹がすさまじい舌戦を繰り広げていた。
「なにすんのよ!お祖父ちゃんに絶対に人前でメガネと三つ編みははずすなっていわれてんのに!」
「だから、俺はじいさんの伝言を伝えに来たって言っただろ?」
「だからなんなのよ!わざわざはずさなくてもいいでしょ!?」
「だーかーらー、じいさんがもうメガネも三つ編みもしなくていいし、成績もわざと下げなくてもいいって言ってたんだよ」
「お祖父ちゃんの意志だってコトは分かったわ。だからって何で涼兄がはずしに来るのよ!」
「え?だってこれで晴れて兄妹だってコトがばれたんだぞ?これで心おきなく会いにこれるっつーのに」
「ばれたんじゃなくて、ばらしたんでしょーが!くっそこのバカ兄が!人の苦労を増やしやがって!」
「まあまあ、別の意味でこれから大変だから、ま、がんばれ!」
「意味わかんないし!少しは反省しろ!」
「お?よーう、蓮!久しぶりだなー!」
ようやく俺に気がついた涼さんが近寄ってくる。
とりあえず、邪魔な奴を蹴ってどかせ、教室にはいると、そこではイケメンと美少女の兄妹がすさまじい舌戦を繰り広げていた。
「なにすんのよ!お祖父ちゃんに絶対に人前でメガネと三つ編みははずすなっていわれてんのに!」
「だから、俺はじいさんの伝言を伝えに来たって言っただろ?」
「だからなんなのよ!わざわざはずさなくてもいいでしょ!?」
「だーかーらー、じいさんがもうメガネも三つ編みもしなくていいし、成績もわざと下げなくてもいいって言ってたんだよ」
「お祖父ちゃんの意志だってコトは分かったわ。だからって何で涼兄がはずしに来るのよ!」
「え?だってこれで晴れて兄妹だってコトがばれたんだぞ?これで心おきなく会いにこれるっつーのに」
「ばれたんじゃなくて、ばらしたんでしょーが!くっそこのバカ兄が!人の苦労を増やしやがって!」
「まあまあ、別の意味でこれから大変だから、ま、がんばれ!」
「意味わかんないし!少しは反省しろ!」
「お?よーう、蓮!久しぶりだなー!」
ようやく俺に気がついた涼さんが近寄ってくる。