極恋~天然陰陽師娘と俺様極道の若~
目を白黒させる凛にニッコリと笑う。



「おまじないよ。ちょっとだけ勇気をもらえる恋のおまじない」


「ゆ、雪帆~大好き~」



抱きついてくる凛をよしよしとなでて背中を押す。



「ほら!作戦たてるんでしょ?ぼやぼやしてていいの?」


「う~・・・ありがと!雪帆また報告に来るから!あ!雪帆は蓮を誘わなきゃダメよ!」



・・・・・ち!覚えてか・・・



「はいはい。分かったわよ」



絶対だからね!と言って帰って行く凛を見送ってあたしは家に入った。



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