極恋~天然陰陽師娘と俺様極道の若~
怖がってる?
本格的に心配になってきて、ぽんぽんと背中を叩く。
すると、おもむろに蓮の口が開いた。
「どっか・・・行くんじゃないかと思った」
「え?」
「帰ってきてみたらお前はなんか言ってるし、体の周りが光の粒が舞ってるみたいに光ってるから・・・どっか連れて行かれて、このまま消えて無くなっちまうのかとおもった」
素直な言葉にあたしは優しく蓮を抱きしめた。
「どこにも行かないよ。さっきのは神様へ感謝の祝詞を唱えてたからそう見えたんだと思う。だから、心配ないよ。あたしはここにいる」
体が離され、蓮と目が合う。
どこか安心したような顔に、愛しさがこみ上げてくるような感覚がした。
「はぁ・・・心配かけんな。バカ・・・おしおきだ」
「え?んっ!」
言うやいなや、買ってきたかき氷を一口自身の口に入れたかと思うと、あたしに口づけてきた。
冷たい固まりが口に入ってくる。
あたしと蓮の舌の上で氷が溶けていく感触がする。
本格的に心配になってきて、ぽんぽんと背中を叩く。
すると、おもむろに蓮の口が開いた。
「どっか・・・行くんじゃないかと思った」
「え?」
「帰ってきてみたらお前はなんか言ってるし、体の周りが光の粒が舞ってるみたいに光ってるから・・・どっか連れて行かれて、このまま消えて無くなっちまうのかとおもった」
素直な言葉にあたしは優しく蓮を抱きしめた。
「どこにも行かないよ。さっきのは神様へ感謝の祝詞を唱えてたからそう見えたんだと思う。だから、心配ないよ。あたしはここにいる」
体が離され、蓮と目が合う。
どこか安心したような顔に、愛しさがこみ上げてくるような感覚がした。
「はぁ・・・心配かけんな。バカ・・・おしおきだ」
「え?んっ!」
言うやいなや、買ってきたかき氷を一口自身の口に入れたかと思うと、あたしに口づけてきた。
冷たい固まりが口に入ってくる。
あたしと蓮の舌の上で氷が溶けていく感触がする。