-sweetlove!!!-




自分の席に座っても、ため息は止まらなかった。


「どぅしたの?」


周りの子達が心配してくれた。


「うぅん。大丈夫」


なんとか、笑顔を向けた。

「それよりさ聞いた?? このクラスに転校生が来るんだってぇ!!」


「格好いいの!?」


「やばいらしいよ!!」


……。

もはや私を気に留める者などいやしない。

担任の松虫《マツムシ》先生が入ってきた。



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