-sweetlove!!!-
「おゃおゃ、お兄さん方。何してるんですか??」
「あんた!!」
声の主は葉月だった。
浴衣に着替え、髪は少々濡れている。
顔がつきに照らされて、不気味に輝いている。
「僕の彼女になんて事してくれたんだ」
「はぁ!? 誰があんたの彼女よ!?」
「お転婆なのも良いけど、たまには周りを見ようね。亜紀」
「……」
「君達、覚悟できてるよね??」
怯えた顔のお兄さん方が少し哀れに思えた……。