ヤキモチヤンキー




俺が固まった理由は知り合いだったから。



こいつは二度と忘れはしないアイツだ。



俺が小さい頃、公園でよく遊んでたアイツ。





野々村花梨。



アイツはある日いきなり姿を消した。




公園で遊んでた時、アイツはこういった。



「今日ね、花梨のお誕生日なの。ママもパパも早く帰ってきてくれるんだ♪
それでね、でっかいケーキをいっぱいたべるの!!」



アイツは嬉しそうに微笑みながらそう言っていた。



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