ヤキモチヤンキー
「へーっと。
こんなトコで話してる暇ないんやった!!
会長に怒られてまう。
ほな、行くで!!」
「へ!?
あっちょっ……!!」
魅揮君はいきなり花梨の腕を掴み走り出した。
「寮、行きたいんやろ??」
そういってニッコリ笑った魅揮君。
その瞬間、魅揮君の周りに花が………。
見えるぅ………♪
って!!
舞い上がってる場合ないんだった!!
あたしは魅揮君に引っ張られるまま、着いていった。