ヤキモチヤンキー



「着いたで♪」



魅揮君がニッコリ笑ってる横であたしは………。



「ぜぇ………ぜぇ………はー。」



息切れしていた(恥)



「大丈夫なん?」



「だ、大丈夫……かもしれないです。」



ぎゃ―――――――ッ!!



あたし………。



普通に返事すればいいのに………。



(大丈夫………かもしれないです)って………。



ははは、恥ずかしい!!







知らぬ間にあたしは百面相してたらしく………。



「ぶっひゃっひゃっひゃっ!!
おもろい子やなぁ。
ひぃ―――――。」



魅揮君の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。






どんだけ笑ってんねや。



あ………。
あたしも魅揮君の関西弁、うつってもうたかも(笑)
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