Sweetらぶ★コンプレックス
閉めた瞬間…
チュッ
…
何?!何故にキス-?!!
「心配すんな。」
小さな声であたしの耳のそばで言う…
きっと、あたしの考えていることが全て分かったのかな…?
それとも、あたしの顔がこわばっていたのかな…?
優しく、男らしい楓にまた惚れてしまった…
「うん!!!」
ニコニコとした笑顔で返事をする。
「よろしい!!」
そして、楓もニコニコとした顔であたしを見る。
「んじゃ、着替えるからそこで待ってて。」
「了解-。」
楓の背中を見つめながら心の中でそっと呟いた。
"とっても大好きなあたしの小さな王子様"