Sweetらぶ★コンプレックス
「こんな時間に誰だろ?」
時計の針は、午後9時を回っていた。
「さ-な…。っま、俺が出てやるよ。」
ガチャリ…
「はぃ。」
「あ、先輩っすか?!桃です!!」
「は?!も、、、桃?!ちょ、、待ってろ。」
驚いた声で言う修兄。
修兄は、急いで玄関へと向かった。
…がチャ、ガチャガチャ……
トントントン…
トントントン…
2人が歩く音が、廊下に響く。
ガチャ…
「ども-…こんばんわ★」
結構ハイテンションで、あたし達の家に上がる。
「ども-…って、、さっき会ったばかりじゃあないですか!!!」
少し嫌そうに言い放つ。
「さっき…??」
修兄が少し怪しげな顔付きをした。
この時、あたしは、"しまった!!"と思った。