Sweetらぶ★コンプレックス
………
━学校
「……。」
あまりの怖さに、声も出なかった。
いや…怖さの前に、恐ろしかった。
正直、殺されるかと思った。
「いや-…ついた、ついた。2分前に★」
"2分前でも、こんなに余裕ぶっているコイツは一体誰?!宇宙人?!"と言いたい程、天然すぎて、馬鹿すぎる!!!!
「…2分ま…えなんでしょ?!…は、早く行きなよ…。」
「あ、うん!!ありがとね-か・え・でちゃん♪今度何かおごったるよ-!!」
その言葉を聞いた後、あたしはクタクタになって、その場にしゃがみこんでしまった。
【ど、どうして、あたしの周りには変な奴ばかりなのだろう…】
こころの中で、そっと思った。