Sweetらぶ★コンプレックス

あたしの頭の中はパニック状態に陥った。





【な、、何言ってるんだよ?!ってか、人…他の人居ないよね?!…】






そんなパニック状態になっているのに気づかない先輩は…



「…俺じゃ、駄目か?」




何にも返事をしないのはさすがにヤバイと思い、何か言おうとは思ってはみたものの、返す言葉が見当たらず、少しだけ返事をした。


「…………や、、ン-。」









しばらく沈黙が続く。
そんな時、最初に口を開いたのはまたまた先輩。






「っま-…今言われて、答えはすぐ出せないだろうから、待つよ。」

さっきの真剣な顔とは違い、優しく、にっこりと笑いながらあたしの顔を見つめて言ってくる…



「-…一応……考えてみます。」


「うン。そんじゃ、また明日な!!!」



そう言って、抱きついていた手を離し、あたしの髪の毛を"グシャグシャッ"として、あたしが持っていた鉄の棒を抱え、どこかへ行ってしまった。
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