Sweetらぶ★コンプレックス




…―

「ただいまー。…おわッ。」


「おぅ、お帰り。」

修兄との距離が数メートル。
物凄く近くに居たから、かなりビックリしちゃった…



「修兄、何か用?」

冷静に言うあたしだけど、何やらニヤけている修兄が少し不気味に思えた。

「フフフ…」



…ぇ?!
何?!

何を企んでいるんだ…?


「んもー…笑ってないで、ちゃんと答えてよ!!」


「ん?んじゃー…まず、二階に行って鞄置いたら、洗面所で手を念入りに洗って、リビングにおいで。」



修兄はそれだけを言い残し、そそくさとリビングに戻って行った。


一体、何がしたかったのだろう…?
< 167 / 241 >

この作品をシェア

pagetop