Sweetらぶ★コンプレックス
…
「んじゃ、メールするな。」
あたし達は少しプールに浸かって、泳いだ後鞠哉に家まで送ってもらった。
「うン。待ってる。」
…キィ-
古びた門を開ける。
「…かえで!!」
「ん?何-?」
チュッ…
「…!!!ちょ、、もう!!ここで誰かにでも見ら……」
「あーあ…熱いお二人さんだこと。」
…え?!
「うっわ!!!修兄!!!」
何てタイミングの悪さ…
「こんばんは、先輩……」
少し恥ずかしそうにしている鞠哉。
「おィ-っス。って、お前ら、家の前でキスすんなよな-…」
呆れたように言う修兄。
「……いいじゃん!!修兄には関係ないよ!!」
強がるあたし。
内心は、かなり恥ずかしい気持ちで一杯だった。