Sweetらぶ★コンプレックス
そう、、
そこには、あたしより身長が大きくなってる楓の影と、楓より小さくなったあたしの影が写し出されていた。
「俺、絶対お前より身長高くなってみせるから!!」
またニッコリと笑った顔であたしを見つめるその瞳は、
前向きに考えている瞳だった。
それに、何かキラキラ輝いていた。
あたしはあんたに比べてマイナス思考に考えてしまうことが多かった。
きっと、そのマイナス思考は駄目なんだよね・・
あなたに出会えて本当によかったと思う。
改めてそう思える瞬間だった。
「絶対あたしの身長超えてね!!」
そう、これがあたしと楓が恋人同士っていう関係になった時のこと。