Sweetらぶ★コンプレックス
「・・・ハハハ。いや-何かお邪魔みたいですね・・・」
あたしは苦笑いをした。
「ちょ・・かえで・・これは・・」
「言い訳なんて、、聞きたくない・・・」
それだけを言い残し、楓の言葉も聞かずにとっさに走り去った。
楓は追いかけてきてくれる・・
きっと・・とか心の中で思っていた。
けど、後ろを振り向いても、
楓は追っかけてきてはくれていなかった・・
漫画みたいに上手くいく訳なんてないんだ。
そう思い、前を向いた瞬間・・
「どっち向いているんだよ」
チュッ
「・・・・・・・?!」