Sweetらぶ★コンプレックス
「お前にバカって言われたくね-よ!!!」
「フクッ・・ヒック・・・・・。」
「こっち来い!!」
そう言って、あたしの腕を掴み走り出した。
あたしは目の周りがきっと真っ赤だろうから、
前を向けずただ、ただ、下を向いて楓が引っ張る方向へと進んだ。
着いた場所はやっぱり・・・・・屋上。
「何で・・あんた・・と来ると・・きは、ココな・・わけ?」
「だって、俺とお前の1番大切な場所はココじゃんか。」
「・・・・でも・・さ、み・・なべ先輩と・・来るんじゃ・・ないの?」
「・・・・・・来ね-よ。////」
・・・え?
「だ・・って、南部先輩・・と付き合ってるんでしょ?!普通彼氏とだったらこういうところ来るんじゃないの・・?!」
「だ-か-ら-・・ お前、まだ分かんね-のかよ?!」
そう言って、楓はあたしの方を向いた。
楓の顔は、林檎のように真っ赤だった・・