Sweetらぶ★コンプレックス


後ろを若干振り返ってみる…


女子の目線が痛い-!!!…
トホホ…また、うらまれる。


【中センのバカ-!!!】心の中で叫んだ。



1年は10クラス、2年は9クラス、3年は9クラスある。


あたしは、5組で1年の中では、丁度半分の位置にいる。
でも、3年がメインだから結構順番待ちをしなくてはならない…



でも、以外と早く順番が回ってきた。


「1年5組の代表の子だよね?」


ちょっぴり低い声…
さすが男の人だ…と思った。


「あ、はい!!そうです。」


目線を上げると、約10㌢上に先輩の顔。


「…では、どうぞ。」


桃城先輩は、少しためらってから言葉を発した。
きっと、あたしの身長が大きかったからビックリしたのだろう…


「はいは-い!!」


ガサゴソ、ガサゴソ…


「9番。」


「9番ですね…では、9番の種目表を。」


そう言って、9番の種目表を桃城先輩から手渡された・・
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