Sweetらぶ★コンプレックス
ゴンッ
あたしは頭突きをした。
「いった!!」
そりゃ-痛いだろう…
何せ、石頭少女と呼ばれた女ですから!!!
「もう、いいです!!その鉄の棒は先輩が責任持って、持って行ってくださいよ!!」
そういい残し、その場を立ち去った…
あたしは、それだけしか言えない理由があった…
あの場にもし、まだ居たらきっと溶けてしまいそうだったから。
別にすきでも無いけど、桃城先輩のフェロモンで溶けそうになった…
この赤面姿、誰にも見られたくない…
だから、少し草原の方へと向かった。