Sweetらぶ★コンプレックス
…10分後
「トルゥアー!!」
あたしの制服はめちゃくちゃ…
でも、そんなこと気にせず、蹴りを何度もする。
「うお!!……すきありチョップ!!」
バシッ
「痛ッ!!」
「参ったかッ!!」
かなり威張ったように言う、修兄…
「参るわけないじゃん!!」
頑固なあたし…
こんなことで参るなんて絶対嫌だった。
ゲシッ ドシッ ゴンッ バシッ
ガチャ…
「「………。」」
「あんた達、何してるの?!」
「…修兄が悪いんだよ-!!!」
「修、またアンタ何かしたとね?!」
「俺、何も…」
「嘘つき!!」
すかさず修兄の方を向いて言い、修兄にアッカンベーをし、二階に上がった。
今頃きっと修兄が怒られているだろう…とニヤニヤとしていた。