【短編】どんな君も好き


そんな時だった。


みどりが、私を抱きしめた。


「みどり……?」
「僕は、君のどんな事を知っても、必ず一緒にいるよ」
「……信じられないよ…………」
「ホントだよ?」
「じゃあ、約束して。絶対に、離れてったりしないって!」
「いいよ」


そうして、私にキスをした。


もぅ、何回目かな?


そんなのんきな事を考えていると、いきなりみどりの舌が私の口に入ってきた。


「み……ど、り……!」


なかなか、離れてくれない……!


そして、私はベットに押し倒されていた。


よくない?
このパターンはよくないよね?
だって、ベットに押し倒されたんだよ?


みどりの唇が離れる。


「みどり……?」
「約束」
「約束……」



みどりはそう言った。


大丈夫?
何も、されない?
って言うか、私はどんな心配してるんだろ?
バカだ……!
でも……。
気が楽になってる……?
気分がいい!


「元気な顔になった」


みどりが、微笑んだ。

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