【短編】どんな君も好き
真実を知った時
今の私は最高に気分がよかった。
まだ、病院にいる。
あれから、三日がたった。
"トントン"
「入っていい?」
「いいよ~」
"ガラガラ~"
みどりが入ってきた。
普段は逆なのにね♪
なかなか、慣れないや~。
って、まだ三日なんだけどね♪
「調子はどう?」
「う~ん……まぁまぁ、かな~?」
「そっか。早く、よくなるといいね」
「うん!」
だって、早くみどりと学校に行きたい。
今はもぅ、隠している事は何もない。
すごく、気楽に行ける気がするんだ。
「私、早く退院しなくちゃね!」
「そうだね!」
その後、いっぱいいっぱいお喋りをした。
すっごく、楽しかった。
そして……
一週間がたった。
久しぶりの学校に向かっている。
「みどり? そういえばさ……」
「なに?」
「みどり、私の事好き?」
「……好きだよ///」
顔を赤くしながら、そう言う。