【短編】どんな君も好き
エピローグ ~どんな君も好き~
私達はたくさんの悲劇を乗り越えて強く慣れたかな?
もぉ、歩く事はでき無いけど……。
そんな私を好きと言ってくれる君がいる。
たまに、入院する君に好きと言う私がいる。
まだ、ギクシャクしたところも残ってる。
相変わらず、お父さんは私の事を嫌ってる。
でも、みゆきとは仲良くなれたね。
あの時はびっくりした。
私が飛び降りて、目が覚めた時にはクラスメイトがいて。
"ゴメンなさい"
と、謝ってきたあの時は……。
一番驚いたのは、みゆきに友達になってと言われた時だったな。
はじめは戸惑ったけど、でもいいよと言ったらニコッと笑った。
そんなみゆきのことを私は大事に思ってる。