センパイのカノジョ

そんな会話をしながら映画館を出る。

「さて、なんか飯でも食って帰るか」

時計の針は既に5時を指していた。

映画見てると、やっぱあっという間に時間過ぎちゃうな…。


私達は近くのファミレスに入った。

店員に案内され席に座る。

……店員さんも、先輩ばっか見すぎ!
見せモノじゃないのよ先輩はっ!

私はそう思いながらメニューを開いた。

「んー、何にしようかな」

私はメニューを行ったり来たり。

「ぷっ…」

先輩はそんな私を見て吹き出す。
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