儚い想い
こんな会話が腐るほど続きながら
いつのまにかK高校の前まで来てた。

歩いて15分
ちゃりで5分程度。

待ち合わせに遅れはあったけど
早めの待ち合わせだったから
ゆっくり行っても余裕はあった。

「ついたね~。奈々と同じクラスだといーね!」

「いーね!じゃなくていーな!でしょ~」

結眞は私の手をとりぶんぶん振った。

「ちっちゃい事は気にすんなって!」

にかっと結眞は笑った。

「まあ確かに同じクラスになれたらいーねー!
 でも6クラスあるんでしょ?確立低いね~」

「うーん。とりま行ってみよ!」

「うん!」

私たちは手をつなぎながら
高校に入った。

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