学校破壊




「えぇー突然だが、今日からこのクラスに一人、転校生がくるぞ!!」


すると、生徒達がざわついた。



「入ってこい。」


ガラッ・・・



そう言って教師が左のドアの方を見ると、生徒の視線も右にいく。



転校生は教室のドアを開け、教師の隣へと立った。



「転校生の神崎 光だ。じゃあ、神崎あいさつして。」


光は一歩手前に出て、あいさつをした。


「神崎 光です。よろしくお願いします。」


光は、軽くお辞儀した。
教師はにっこり笑い拍手した。


それにつられ皆が拍手をする。




「じゃあ、神崎!!あの空いてる席に座ってくれ。」



担任教師が指差した席の左隣には、藍香が座っていた。



< 20 / 333 >

この作品をシェア

pagetop