学校破壊
「えぇー突然だが、今日からこのクラスに一人、転校生がくるぞ!!」
すると、生徒達がざわついた。
「入ってこい。」
ガラッ・・・
そう言って教師が左のドアの方を見ると、生徒の視線も右にいく。
転校生は教室のドアを開け、教師の隣へと立った。
「転校生の神崎 光だ。じゃあ、神崎あいさつして。」
光は一歩手前に出て、あいさつをした。
「神崎 光です。よろしくお願いします。」
光は、軽くお辞儀した。
教師はにっこり笑い拍手した。
それにつられ皆が拍手をする。
「じゃあ、神崎!!あの空いてる席に座ってくれ。」
担任教師が指差した席の左隣には、藍香が座っていた。