学校破壊



「うん!!じゃあね☆」


電話を切った後の藍香は上機嫌で、今ならなんでも聞けそうなぐらいのうかれようだった。


「嵐、何だって?」



福島は左腕を藍香の肩にのせ、言った。

「ん?急に、藍香の声が聞きたくなった。だってー!!嵐ったら可愛い。」

嵐・・・本当におもしろい奴だよお前は。


私に協力してくれるよね?

「・・・嵐って人、カッコイイね。」


そう言うと藍香の顔がますます、たらんとなる。


< 210 / 333 >

この作品をシェア

pagetop