学校破壊
ゲームオーバー
深夜12時。
光はある人物から呼び出され、近所の公園へと来ていた。
誰もいない静かな時間が過ぎ、光はずっとベンチでその人物を待ち続けた。
そんな時、遠くから黒い人影が光の方へと向かってくる。
足取りはおもく、ゆっくりと光へと近づいてくる。
公園の街灯で照らされた人物は、千晶だった。
顔には無数のバンソウコが貼られていた。足や手には前にも増して傷跡が増えていた。
凍るような目をしていた千晶。
睨みをきかす千晶に光の眉が少し動く。
「こんな時間に呼び出して・・・何?」
光は立ち上がり千晶の向かいに立つ。