BLUE-PLANET
パラレル・ワールドなのかなぁ、本当に……。

私の思い違いだといいのに。



だって、この家の中も見慣れた風景。



私の知っている隆也君の部屋の前に立ち、ノックをした。



コンコン



「開いてるぞ」

中から聞き慣れた声。



「入りまーす」

と答え、ドアを開けた瞬間。



そこは、小宇宙。

星達が、いっぱい。



久し振りの安堵感。



……。


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