BLUE-PLANET
うん。

私は“彗”の部屋に戻る為、回れ右をする。



「彗?」


「ねぇ、隆也君……ここの地球も、青いのかな?」


「えっ? ああ、もちろん」




じゃぁ、私が『もしも』無事に元の世界に帰る事が出来たら……部屋のパネルを見て、思い出す。



私の夢を叶えてくれた『もう1人の隆也君』が居た事を……。


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