BLUE-PLANET
窓に駆け寄り、思いっきりカーテンを開け、再び呆然とする。

外が暗い。



確かに、さっきまでは朝だったのよ!

あのめまいを感じるまでは……。



そこまで思ってから、私はハッとする。



まさか……まさか、ここは、パラレルワールド?

もし、そうだとしたら……。



あれっ?



辺りを見回していて、あるところで視線が止まった。

ベッドのところに1枚の写真が飾ってある。



私……この写真に覚えがない。



でも、そこに写っているのは、中学生時代と思われる『私』と隆也君。

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