LOVE★sick
ただでさえ扇風機でも暑いのに、田渕部長のなんか使えないよ!!
「じゃあ、久しぶりにゆっくりしていってね」
「はぁーい」
しょうがなく、椅子に座ったあたしは団扇で自分をあおいだ。
「……〜っ…」
あつーい……。
よくこんな状況でマンガ読んでいられる……。
漫研部って、マンガ読むだけで何もする事ない……。
「――――あっ」
ムムムっ!?
「……優姫ちゃ〜ん、それは何だい?」
「アイス」
「だから何だい?」
「見てわかんないの?」
それはあたしが好きな、ガ○ガ○君ではないかーっ!!