LOVE★sick
「クラス同じだったらいいね!!」
「そうね…。 オタクいるかな…」
「ムムッ!? オタクいなくてもあたしがいるじゃん!!」
「…冗談に決まってるでしょ。ほら、行くよ。
クラス分け貼り出されてるみたいよ」
優姫の冗談は冗談に聞こえないんだもん。
あたし友達作るの苦手だもん。
ママに似ないでいい所、似ちゃったんだもん。
……ママよりは友達いるんだけどさ。
なーんかあたしに寄ってくる女子って、軽い子ばっかり。
どちらかというと、優姫みたいなタイプの子があたしには合ってる。
「あ、同じクラスだ」
「えっ、ホント!?」