LOVE★sick
部屋の中はシンプルに黒で統一されていた。
整理整頓もされていて、“理想の彼氏像”ピッタリ。
「外の眺めっていいですね」
「まぁな」
「広いのに一人って、寂しくないですか?」
「ん〜…。寂しいって思った事はなかったな。一人で清々するし」
「女の人も、連れてきた事ありますか…?」
「基本、女はプライベートに干渉させない。俺がよんだ女は天歌が始めて」
それって、少なからずあたしは“特別”って事だよね!?
喜んでいいんだよね!!
「飯はどうする?近くにファミレスあるけど、食いに行くか?」
「はい!!」