LOVE★sick
少し気まずい雰囲気になったけど、先輩が話を始めた事で落ち着いた。
「はぁ〜…」
ヒヤヒヤしたよ、もう……。
だけど、これだけで油断しちゃいけない。
「せ、先輩…。あたしの部屋に行きましょう……」
「あ、あぁ…」
「えー!!まだいいでしょ。音弥君と、まだ話足りない」
「もうだいぶ話したでしょ。いい加減、空気読んでよ!!」
「ご、ごめんね……」
あたしが強く言ったから、ママはショボンと落ち込んだ。
「行きましょ、先輩」
「でも……」
「いいんですよ、」
それより早く、部屋に行かなきゃ。