LOVE★sick



次の日から、毎日あたしは先輩の分のお弁当を作った。



いつもの如く、優姫には呆れられてたけど。



「……うまい」

「本当ですかっ!?」

「あぁ、すげぇ旨いし」

「ありがとうございますっ!!」



小さい頃から料理は好きだった。


あたしの夢が専業主婦っていうのもあったし、親が仕事でいないから自然とやってたのもある。



最初の頃はお祖母ちゃんに教えてもらってたな〜。



「好き嫌いとかはありますか?」

「そんなにねぇから気にすんな。大概のもんは食える」

「わかりました!! 参考にさせていただきます!!」



明日も美味しいの作るぞっ!!



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