愛しくて 苦しくて
2章 愛しくて苦しくて

江口 麻衣ver

「いてっ」




朝、起きると必ずと言って廊下で転ぶ。




たぶん、まだ寝ぼけてるいるせいか…。




「また、転んじゃった」




私は、そう言いながらとぼとぼ洗面所へ向かう。




顔を洗い、やっと目が覚める。




でも、スッキリしない覚め…。




私は、顔をタオルで拭きながら鏡を見る。
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