◆恋愛詩◆
◇ 空に向かって ◇







小さく口ずさむメロディー。




風に流れるその声は、空へと響き渡る。





前を向いて、先の見えない道を歩きながら。






ただ、大好きな歌を届けるように。





太陽に照らされて緑色に染まった葉が光る。




風は、そんな木の隙間から。




葉の間から・・。





涼しい風を私に送る。







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