◆恋愛詩◆
◇ 片思い ◇
君を想ったら、その分幸せになれた。
君を想ったら、その分悲しくなった。
心に根を張る君の存在は、私の感情をも左右していた。
だけど、一方通行は変わらない。
ただずっと君を見続ける日々は心臓をグッと締めつける。
笑う君の顔は嬉しくもさせ、悲しくもさせた。
真剣そうな表情をみては、顔が火照る。
その瞳で、その顔で私を見つめてほしい。
君の低く優しい甘いボイスで
私に愛を教えてほしい。
一人を見つめてきた私には君への恋しか知らない。
多分これから先も君以外いない。
この想いの断ち切り方を知らないから。
私はまた一直線に
君へと心を向けるだろう。
ただひたすらに・・・君に。
end