◆恋愛詩◆
◆ 僕 ◆
僕は君が憎い。
君は、僕を見てくれないから。
僕だけを見つめてくれないから。
なんで、僕じゃないんだ?
漆黒に染まった心臓は、僕の血液をも黒くする。
君しかいないんだと、何回胸の中で呟いただろう。
君が必要だと、何回求めただろう。
いつかこの気持ちは君に届くと信じていた僕。
そんな僕はただの弱虫なだけじゃないか。
手に入れたい。
だったら、力づくでも取りに行くべきなんだ。