僕の声は透明インクで出来ている。
恋愛ウイルス
君の笑顔が優しい声が
僕のシステムに干渉する。
『異常事態ガ発生シマシタ』
まるでウイルス感染のように
僕のプログラムが書き換えられる。
君の笑顔が優しい声が
他の男に向けられて、
頭の中で鳴り響く警戒音。
『異常事態ガ発生シマシタ』
この問題を処理する為に
コマンド『君への告白』を選択して、
今から僕はトリガーを引く。