僕の声は透明インクで出来ている。
愚かな僕
 

僕から見える場所は

すごく狭くて、


僕の脳味噌は

とてもちっちゃくて、



それでも

なんでも知ってるフリを

続けている。




そんな僕の愚かさに気づいて

僕は笑った。


そんな僕の悲しみに気づいて

僕は泣いた。


そんな僕の寂しさに気づいて

君は僕を抱きしめた。

 
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