ご主人様とわたしの関係♥
近づく二人
ぬぁ!?



現在14時



何故か下着…

そして見上げればマスターの寝顔



…てか、気分悪!!頭、痛っ!!腕はなんか痺れてるし、そして寒っ…!!



とりあえず、マスターを起こさないようにゆっくり起きあがる


と、同時に激しい立ち眩みに襲われる



壁でふらつく身体を支えながら辺りを見て見ると、開けてないチューハイやらビールやらスルメイカなどがドア付近で散乱している


「…なるほどね……」


この頭痛やら気持ち悪さやら下着である理由がなんとなく思い出せた気がした



「…とりあえず部屋戻ろ……そして服着て寝よ…」


そのまま考えなしに部屋のドアノブを捻ろうとした自分の手をすんでの所で止める



…もしこのまま考えなしにマスターの部屋を出て前に人がいたら?


前じゃなくても、ちょっとしか距離はなくても下着で廊下を歩いてるのを誰かに見られたら?


……ガンガンする頭を抑えながらも走って行くしかない



まずは、そぉっとドアを開けて…



「誰もいない…っと…」


ここからが肝心だよ、篠原友里!!


ダアァァァァァァ!!!


バンッ!ドン!!


「ハァ…ハァ…ケホッ!」


頭、痛~…


とりあえず、夜の間に脱ぎ捨てたであろうお屋敷から直接用意して頂いたネグリジェがどっかに落ちてるはず…


「あ、あった」
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