ご主人様とわたしの関係♥
どうして…?


何で来るの?


雨宮クレアと玲央君は居たいんでしょ?


雨宮クレアが本命なんでしょ?


私が警戒して近づかせなかったのも迷惑だったんでしょ…?


言ってくれればすぐにでも解放したのに…


「…!!」


玲央君は私を強く抱きしめてから、長いキスをした…


「消毒完了」


「ふぇ……?」


「俺にはお前だけだ…」


「嘘……だって玲央君は雨宮クレアが好きなんでしょ…?」


「ハァ?何で俺があんなブス好きになんなきゃいけねぇんだよ」


「だって…キスしてた…!!!」


「“した”じゃなくて“された”だから。分かりましたか、お姫様?」


「……バカァー!!あんなんで消毒になるわけがないでしょ!!!もう一回!」


「ふっ…困ったお姫様だな」


そう言って私たちはさっきよりも長い長いキスをした


ちょっとでも、玲央君を疑った私が馬鹿みたい…



ううん



本当にさっきの私は馬鹿だった!!


へへっ…
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