ご主人様とわたしの関係♥
「玲央様、応募なさった女性でございます」



「しっ…篠原友里です!!よろしくお願いします!」



ジィーー……



なんかすっごく見られてる気がするのは私だけ……?




「…採用」


「承知いたしました。さぁこちらへ」


採用……?

と、とりあえず働ける…ってことなのかな?


あ、亜海に電話しなきゃ…


「あ、あの少し、お世話になってる人に電話させていただいても良いですか?」


「どうぞ。ちなみに荷物は送り届けてもらわなくても結構ですので」


「あっ、はい」


電話帳から急いで亜海の番号に電話をかける


「ちょ!!友里!もう!!!どこにいるのよ?!」


「今までお世話になりました!!しばらく住む場所見っけたからそこで暮らすね!荷物とかは送らなくて良いからね!!以上!」


「へ?!以上ってなによ、ちょっと!!ねぇ、ゆr…」

ブツッ……


私は一方的に電話を切った。


亜海にはまた今度ゆっくり話すね…


だから今は許して……


「済みましたか?」

にこりと笑うおじいさん。

きっとずっと待っていてくれたんだろうな…

「すいません、お待たせしました!!」


「それではメイド服のサイズを貴方のサイズに合せる為、採寸を行いますので衣装室へ向かいます。私について来て下さいませ」


「あ、はい…」

は、破廉恥な服じゃありませんように…!!




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