オレンジ
├太陽
ありえない…
ありえないありえないありえない…!
「ありえないー!!」
ダンッ!!!
勢いよく準備室のドアを開けた
「おい、どうしたんだ?びっくりするだろうが」
いきなり勢いよく開いたドアにびっくりした顔をしてこっちを見てる先生を無視して目の前の椅子にドカッと座った
「もう!聞いてよ!先生」
あの日泣いてすっきりしたらしく今ではこんなふうに接することが出来てる
「聞いてやるから取り敢えず落ち着け。美乃里」
あのころと比べて、笑顔が増えた先生…コノとうまくいってる証だ
「はぁ…もう最低!なんであんなやつと同じクラスなの!?しかも隣の席!!」
むかつくむかつくむかつく!!
「また、飯野のことか。んで?今日は何があったんだ?」